増えている子どものスマホ依存。子どもとスマホのかかわり方
こんにちは。
現在2児の 兄弟 を子育て中のみかんです。
長男は4歳2か月、次男は1歳5か月。
毎日の育児に追われ、子どもが静かになるような頼れるものがあればいいのに。
そんなことを考えるときありませんか。
でも、そんな便利なものがあったら、
依存してしまいそう。
いや、あったのです。私は経験しました。
スマホ育児という言葉を聞いたことがありますか。
実は、私も1人目の育児の時、夜の寝かしつけでスマホに頼っていました。
子どもとスマホの関わり
私が子どもに対して、スマホと接させたきっかけは、1人目が1歳3か月の授乳をやめた時期。夜の寝かしつけでした。
優しいオルゴールをかけることで、ゆったりと自然に寝てくれたらとの思いで始めました。
ですが、子どもが成長するにつれ、スマホを見たいと言ってくるようになりました。
躊躇する気持ちはあったものの、「少しくらいはいいか」と見せるように。
いつしかスマホがあれば、とりあえず寝る部屋へスムーズに行ってくれるので、眠たくなればそのうち寝るからと、当初のオルゴールでの利用以外に、子どもがぐずらず役に立つ道具として利用していくようになりました。
でも、1日長くても5分のはずが、日をおうごとに1日15分、下手をしたら30分の日も。
そんなある日、テレビや本などで様々な情報を知り、また子どもとの関わりに変化が見られ、次第にどうやってスマホをやめさせようか悩むようになりました。
なるべくスマホはやめよう!
テレビや本などの情報で分かったことは色々ありましたが、私が気になったことは、下記の3つでした。
- 寝る直前にスマホを見せると、画面が明るすぎて興奮してしまい、眠りを妨げること
- スマホ育児ではなく、スマ放置になっていないかということ
- スマホがないと眠れないとぐずるようになること(子どもがスマホ依存)
また、子どもとの関わりに変化があったこと、それは肌の触れ合いが極端に減ったこと。
子どもと向き合う時間が減っている。
一日笑ったり、時にはきつく叱ってしまったりしたことをきちんと対話することがなくなっていました。
淡々と終わる夜の寝かしつけに違和感を抱きながらも、私は楽さを選択してしまっていました。
以前の寝かしつけは、手をつなぐとほっとする息子によりそい、1日の出来事や色々な話をしたり、時には一緒に5分だけ歌を歌ったりしていました。
また、眠たくなった息子のクセは、私の頬を触ることでした。
2歳にならない息子が、寝る時に以前は私を必要として、私もそれに応えようと愛情を伝えていた時間。
それが、スマホの利用により、ママに一緒に寝てほしいという気持ちよりスマホを寝る部屋で見たいと一番に言うようになった時、直観的に「まずい」と感じました。
スマホを利用して1カ月が経っていました。
人は習慣化するのに1週間かかると言われることが多いですが、1カ月・・・
すでにスマホ育児が定着していました。
スマホでごまかして、スマ放置になっている時間って何だろう。
これで本当にいいのか。
私は楽だけど、子どもはスマホを知らなかったら、暗くなった部屋で、ゆっくりと肌で触れ合い、子どもに安心感を与えながら眠りにつかせてあげる事が出来ていたのに。
スマホで愛情は生まれない。
どんなに触れ合っても。
子どもとかかわり方
子どもへの愛情をきちんと伝え、肌で触れ合い、心を通わせて関わっていきたい。
そう気持ちが固まり、スマホを使っていたら楽だったけど、スマ放置はやめようと行動する
ことにしました。
急にやめたい気持ちもあったのですが、子どもの気持ちを考えると、大人だって、好きなドラマのしかもすごくいいところでパチンッと消されたら、嫌だし怒りたくなるなと思い、徐々にスマホをなくしていくように決めました。
スマホなしの生活に戻すまでゆっくり1週間。
習慣化に成功し、子どもがスマホを見たいと特別にぐずることなく、スマホ育児を脱出しました。
習慣化したこと、それは3つです。
- 絵本を2冊持って、寝る部屋へ行き、絵本の読み聞かせ
- 歌ったり、指あそびしたり、壁に映る陰で遊ぶ。
- 今日1日のお話しをする
ユーチューバーではないですが、子どもは飽きやすいので、楽しさの提供と愛情を伝えていきました。
また、ポイントにおいていたのは、
スマホをやめるのは、私は息子と楽しくお話をしたいから、また、目にとてもよくないから
息子が心配だからやめてほしいと、根気強く伝え続けました。
想いは子どもに伝わる。
でも、その為には、少し大変だけど、きちんと言葉で説明してあげることがとても必要だと学びました。
結局、子どもといっても、大人と感覚は同じようなものなのかなと実感し、今でもなるべく
言葉での説明や思いを伝えることを大切にしています。
まとめ
スマホを利用していた時に、楽な面もありました。
しかし、今と以前の生活を比べると、やはり1日でも早くスマホに頼るのをやめていて良かったなと思います。
人は、ホッとしている時に、自分のことを話したくなるのだそうです。
向き合っている時よりも、楽しく食事をしている時、ゆったり湯船につかってお風呂に入っている時、寝る前にリラックスした状態の時など。
息子は、寝る前によく色々な話をしてくれます。
息子「幼稚園でね、J君がパンをお味噌汁につけて食べていて面白かった。僕もしてみたらって言いよった。(笑)弟のK君はさ、今日の朝、パングルトしよったよね。」
ママ「パングルトって何?」
息子「パンをヨーグルトにつけて食べてたやん!」
ママ「それでパングルト(笑)ママ見てなかったなぁ(笑)」
息子「K君、面白いよね(笑)」
夜に一緒に笑い合える時間。スマホでは経験・体験できない温かい時間でした。
こんな時間が1日でも増えるように、夜の時間を大切に過ごしていきたいなと思います。
子どもと向き合う、肌の触れ合い・気持ちの触れ合いでこそ、親からの愛情が伝わるように思います。
育児は大変ですが、スマホに頼りたい時もありますが、向き合った時の楽しいひと時は、きっと忘れられない時間になるはずです。自分にも頑張るママにもエールを!!