我が家の赤ちゃん返りエピソード。こんなことがありました!
こんにちは。
現在2児の兄弟を子育て中のみかんです。
長男は4歳2か月、次男は1歳5か月。
最近は、たまにケンカをする事もありますが、外に連れていくと
「こんな仲のいい兄弟見たことない!」と言われるほど。
でも、下の子が生まれた最初のうちは本当に大変でした。
赤ちゃん返りした上の子の甘えと下の子の抱っこの要求。
2人が求めてくるタイミングが同じになることが多く、対応に困ったのです。
それを乗り越えるために努力した行動が1つあります。
それは、その子の感情に向き合うという「愛情」表現でした。
下の子を妊娠していた時のことです。
私は妊娠8カ月の時に切迫早産で緊急入院になりました。
安定期に入るまで入院が必要と言われ、入院。一番心配なのは、長男でした。
私の実家で実父母と1カ月過ごすことになった長男に事情を話すと、
「僕、頑張るね」
と頼もしい一言。
またおじいちゃん子だった事もあり、お見舞いに来てくれた後は、寂しいと言いながらも、
「ママ頑張ってね」
と笑顔で帰るので、長男は大丈夫そうで良かったと安心していました。
私自身、早く安定期に入るようにと願いながら過ごす日々の中、長男の気持ちを見てあげることが出来ていませんでした。
気づいてあげられなかったのです。
長男の寂しい、不安、かまっての感情に。
我が家では上の子が2歳の時に下の子が生まれました
無事に安定期に入り、出産。
次男が生まれた時、長男は2歳8カ月でした。
長男が生まれた弟に初めて会う事を楽しみにしていた私。
でも、現実は弟を何となくと遠目で見ては少し触り、私の方に甘えてくる長男。
私は、兄弟が出来て喜ぶだろうな、という理想でいっぱいでした。
その時は、最初だからどう接していいのか恥ずかしいのかな、そんな風に感じていました。
退院の時、助産師さん達から兄弟を育てるアドバイスをもらいました。
「お兄ちゃんを優先するのよ」
「赤ちゃんが泣きだしても、お兄ちゃんがかまってと言って来たら、赤ちゃんに少し待ってもらってお兄ちゃんを先に抱きしめてあげてね」
私は、後にこの言葉の意味の大切さに気付かされる経験をする事になります。
我が家ではこんな赤ちゃん返りがありました
退院後、家族が増え、自宅での暮らしがスタート。
赤ちゃん返りした長男は、ママの私にべったり。1カ月も離れていたから甘えているのかなと、軽く考えていたのです。
そんなある日、決定的な出来事がありました。
下の子が大泣きし出したので、抱っこしようとかけよろうとした時に長男が慌てた様子で
「ママ、待って。僕も抱っこして!先に抱っこして!!」
「赤ちゃんが泣いているから、少しだけ待って」
「ママ、僕の事もう抱っこしなくなっちゃったの・・・」
と、長男の口から心の声が。
その時の表情は、とても悲しげで不安そうでした。
その姿に、私は胸が締め付けられました。何で気づいてあげられなかったのだろう。
1カ月も弱音をはかずに頑張っていた長男。まだ2歳。ずっと我慢していたのです。
申し訳なさと、情けなさでいっぱいになりました。私は泣きながら長男を抱きしめました。私の胸の中で、長男は今までの我慢と安堵で、大きな声を出しながら大粒の涙を流していました。
退院する時に、助産師さん達からもらったアドバイス、
「目の前の大切なその子の気持ちを後回しにしない事」
だったのです。
こんな愛情をつぎ込みました
長男の悲しさを何とかしないと、と気持ちは焦ります。
私は、次男が生まれ、大変な日々に追われ
「後5分待ってね」
「オムツ変えてからね」
と長男にお願いや待たせてばかりいました。
そこで私は、できる事は同時に。
無理な時は、2人に言葉で話しかけながら長男を今までに近い形で優先するようにしました。
長男を抱っこしながら、2人に笑いかける。
弟に優しくしていた長男を見たらすぐ褒める。
次男にも、
「お兄ちゃんは優しくて嬉しいね」
と出来る限り言葉で2人の気持ちを伝える。
そんな行動を心掛けて1カ月ぐらい過ぎた頃、嬉しい出来事が起こったのです。
抱っこしてほしいタイミングが重なりました。
あの時のような思いはさせたくないと、2人を同時に抱っこしようとした時に長男が、
「ママ大変だから、僕は後でいいよ」
「弟が泣いているから早く抱っこしてあげて、かわいそうだから」
と、言ってきたのです。
私は、その言葉を聞いて、驚きと同時に長男の成長が心底嬉しかったです。
「ありがとう。弟がお兄ちゃんはとっても優しいね、大好きって言っているよ。ママは2人とも大好きだから、今日も一緒に抱っこしたい!」
と伝えると、
「嬉しい!」
と私と弟に飛びついてくる長男。
一番近くにいる私が、わが子の感情に気づき、そして向き合えるように。
これからも気を付けていきたいなと思いました。
まとめ
大人もですが、自分を認めてくれたり、大事にされたりすると心に余裕が生まれます。
人に優しくできるゆとりを作っていけるよう、子供達への愛情をしっかり伝えたいと思います。
自分の気持ちは鏡のように跳ね返ってきます。
私は時間や気持ちの余裕のなさから、イライラが子供達へと傾いてしまう日もあります。
でも、このような経験を通し、思いやる気持ちを言葉と行動で、愛情をもって伝えていく事で喜びもあると知りました。
この記事を読んでくださっているママの方へ
子どもの気持ちに寄り添える工夫は、本当におすすめです。継続は力なりの精神で、この
時期を乗り越えましょう!!赤ちゃん返りは、いつかゴールがありますよ。
大丈夫。やれる!
私は、根拠のない言葉を口にして、今日も乗り切ります!!